フランジ工法
はじめに
浮上防止マンホールフランジ工法は、財団法人 下水道新技術推進機構との公募共同研究により誕生しました。
(独)土木研究所での三次元大型振動台実験
フランジ工法・無対策
無対策モデル
無対策モデル:加振
フランジ工法・対策モデル
対策モデル
対策モデル:加振
フランジ工法
工法概要
マンホール外周部に凸型形状の部材を設け、浮上防止の増加と同時にフランジに金枠を取り付け、 その内部に重量体を充てんして揚圧力と吊り合わせて浮上防止を図ります。
(1)金枠取り付け
(2)重量体転圧
(3)砕石充てん
(4)シート設置
機能・性能
- 機能
- 下水道協会規格(A-11)の円形0号から円形5号までの既設、新設の組立マンホールの浮上防止対策に使用できます。 浮上防止装置の設置により本来の組立マンホールの性能を損なうことはありません。
- 性能
- 地震動(水平、鉛直)での振動台実験により、浮上防止性能が検証されています。 地震時の地盤沈下に対しての追随性能に優れており、地盤とマンホールのあいだに大きな段差が生じません。
設計・施工性
- 設計(重量体の算出)
- 重量体算出専用の計算ソフトにより、容易に算出できます。
重量体算出専用ソフトはこちら - 施工性
- 金枠周辺の埋め戻し土の締め固めは容易にできます。
維持管理
埋設部の維持管理は通常は必要有りません。
図面・ソフトウェア
- 図面データ
- 図面データは、下記よりダウンロードできます。
ラダホール(関東) ladder-hole-kantou.lzh ラダホール (新潟) ladder-hole-niigata.lzh ラダホール (東北) ladder-hole-touhoku.lzh 浮上防止マンホール manhole.lzh 浮上防止マンホールフランジ工法1号標準構造図 AutoCAD形式 浮上防止マンホールフランジ工法1号標準構造図 一般CAD互換形式 ※形状寸法は予告なしに変更される事があります。最新情報は、メーカーまでお問い合わせください。
- ソフトウェア
- 重量体算出専用ソフトウェア(現在開発中)の販売を予定しております。
カタログ・パンフレット
- パンフレット(PDF)
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浮上防止マンホールフランジ工法
動画
- 無対策モデルの加振(水平加速度 : 427gal、鉛直加速度 : 209gal)
- 対策モデル 第1回目の加振(水平加速度 : 427gal、鉛直加速度 : 209gal)
- 対策モデル 第4回目の加振(水平加速度 : 854gal、鉛直加速度 : 427gal)